日本青年会議所 不動産部会
2025年度 部会長所信表明
第50代 部会長 秋田 政希
『一本一歩』
~広がりある縁と絆を
「点」から「面」へ~
1976年、57人の発起人のもと、「新しい世代の担い手として、社会的・道義的な責任を自覚し、経営近代化の推進を運営の基本とする。そして、企業経営的な問題よりも、まず人と人が知り合い、よく理解し合うことに目的を置き、将来の業種間連携の絆にしたい」という設立趣旨のもと発足しました。歴史と伝統を重ね、諸先輩方の熱い想いを受け継ぎ、現在では会員数700名を超え、本年、50年という大きな節目を迎えました。
私たち不動産部会の50年の歩みは、先達が途切れることなく築き上げてきた「一本の道」です。この道は、時代の波に翻弄されながらも、先輩方が信念を持って歩み続けてきたからこそ、今に至っています。過去を振り返ると、それは確かな歴史と成果の軌跡として存在し、私たちが責任と誇りを持って受け継ぐべきものです。一方で未来を見据えると、まだ道はありません。私たち自身が切り拓き、新たな足跡を刻んでいかなければならないのです。
先達の背中から勇気をもらい、その歩みを自らの力に変えること。そして、これまでの足跡と刻まれた年輪を引き継ぎ、次世代へ繋ぐための責任ある一歩を踏み出すこと。それが、今の私たちに課せられた使命であり、不動産部会の50年の歴史が私たちに教える教訓です。
広がりある縁と絆を「点」から「面」へという理念のもと、1976年に掲げられた設立趣旨「人と人が知り合い、よく理解し合う」を再び原点に立ち返って実践します。人とのつながりを「点」ではなく「面」として広げ、地域や業種の垣根を超えた絆を築き上げることで、不動産部会のさらなる発展を目指します。
歴史を積み重ねることに、近道は存在せず、地道に歩みを進める「一本の道」しかありません。この歴史をただ振り返るだけでなく、未来への希望を繋げていくため、一人ひとりが責任と誇りを胸に着実に一歩ずつ歩み続けることを誓います。この「一本の道を一歩ずつ」の精神を胸に、次の50年に向けた新たな道を切り拓いてまいります。
![第50代 部会長 秋田政希](https://www.fudousanbukai.com/wp-content/themes/twentynineteen/images/akita_img.jpg)
第50代 部会長 秋田 政希
基本方針
- 1.不動産業及びこれに関連する産業の調査・研究と研修
- 2.会員相互の情報交換
- 3.会員相互の交流と親睦
- 4.本会及び各地不動産クラブとの連携と協力
- 5.業種別部会連絡会議への参加と協力
事業計画
- 1.不動産業の発展及び地域社会への貢献
- 2.例会、総会の開催
- 3.常任委員会の開催
- 4.会員拡大及び各地不動産クラブとの交流並びに設立支援
- 5.50周年式典の設営と50周年記念事業の立案と実施